【発売日】 1990年9月28日
【発売元】 データイースト
【開発元】 データイースト
【ジャンル】 アドベンチャーゲーム
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探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
【中古】NDS 探偵神宮寺三郎DS いにしえの記憶
概要
1990年にデータイーストから発売されたファミリーコンピュータ用のアドベンチャーゲームです。
「探偵 神宮寺三郎シリーズ」の第4作目であり、FCでリリースされた旧シリーズの最後の作品となります。
本作の特徴は、プレイヤーがストーリーの進行に応じて主人公の神宮寺三郎と彼の助手である洋子の2人を操作し、それぞれの視点から異なる2つの事件を追っていくところにあります。
過去のエピソードはセピア色で、現在のエピソードはカラーで表現されています。
今回の事件は、前作までのように殺人事件のようなショッキングな出来事は起こりません。
しかし、登場人物一人一人の微妙な人間関係や心情、心理を丁寧に描くことで、物語に奥行きを持たせています。
当初は無関係と思われた2つの事件が、実は1つの真実に収束するというクライマックスは、プレイヤーを大いに興奮させることでしょう。
グラフィックスの質は高水準で、背景や人物のデザインがよく練られています。
また、落ち着いた雰囲気のBGMも作品の世界観にぴったりとマッチしており、『神宮寺シリーズ』のファンの期待に応える品質を実現しています。
本作では回想形式を取り入れることで、FCのハードウェアの制約の中でも表現の幅を大きく広げ、キャラクターに個性を付与することに成功しました。
事件に絡む複雑な人間模様を冷静に見つめる第三者的な立場から描かれる神宮寺三郎は、ハードボイルドな探偵としてのアイデンティティーを確立し、シリーズ最終作にふさわしい貫禄を見せつけています。
本作は、ストーリーテリングの手法や登場人物の描写、グラフィックスやBGMの質の高さなどから、アドベンチャーゲームの金字塔の一つとして高く評価されています。
当時のハードウェア的制約を上手く乗り越え、シリーズの集大成にふさわしい出来映えとなっているのです。
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