【発売日】 1985年12月11日
【発売元】 カプコン
【開発元】 マイクロニクス
【ジャンル】 シューティングゲーム
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【中古】 ファミコン (FC) 1942(ソフト単品)
ファミコン 1942 (ソフトのみ) FC 【中古】
概要
1985年にカプコンからファミリーコンピュータ用に発売された縦スクロールシューティングゲームです。
カプコンのファミコンソフト第一弾である。
1984年にカプコンからにリリースされたアーケードゲームの移植。
プレイヤーは第二次世界大戦中、アメリカ軍のパイロットとなり、日本軍を相手に戦います。
このゲームは後に『19シリーズ』としてシリーズ化され、その初代作品として歴史に名を残す作品です。
プレイヤーは自機である「P-38ライトニング」を操り、ミッドウェイから沖縄までの激戦区を舞台に敵を倒し、最終的に勝利を目指します。
このゲームには、当時のシューティングゲームに先駆けた多くのアイデアが導入されています。
その中でも最も特徴的なのが、『宙返り』と呼ばれる技です。
これは、弾や敵に追い詰められた際に、機体を宙返りさせて危機を回避することができるというものです。
これにより、従来のシューティングゲームでは避けることのできなかった攻撃を回避することが可能になりました。
このアイデアは、他のシューティングゲームでも採用されるようになり、現代のシューティングゲームにも影響を与えています。
『Pow』を取る事で画面内の敵や弾が一度に消滅するという「メガクラッシュ」の採用。
オプション兼シールド的な役割を果たす『サイドファイター』というパワーアップ方法。
しかし、スペックの差からアーケード版と比べると、様々な要素が劣化してしまい、よく劣化移植の代名詞のように扱われることが多いソフトでもあります。
たとえば、アーケード版にあったあらゆる演出がカットされました。
例えば、爆発のエフェクトや、ボス戦の演出がないなど、ゲームを盛り上げる要素が削られたため、ゲームの面白さが損なわれています。
さらに、BGMの大半がカットされたため、ゲーム中に流れる音楽が少なくなりました。
音楽は、ゲームの雰囲気を盛り上げる重要な要素であるため、残念ながらゲームの楽しさが半減してしまったと言えます。
また、スクロールの動きにも問題があります。
アーケード版はスムーズにスクロールするのに対して、ファミリーコンピュータ版はガタガタとしたスクロールになってしまい、滑らかさがありません。
さらに、敵の速度が落ち、加えて画面サイズの違いから弾切れが起こりづらくなってしまったため、序盤の難易度が下がってしまいました。
つまり、アーケード版に比べて、ファミリーコンピュータ版は簡単になってしまったということです。
残念ながらこのゲームは、品質が低くてあまり良くないと評価されています。
今では、AC版の完全移植が、様々なゲームプラットフォームで遊べるようになっています。
そのため、ファミコン版の『1942』をプレイする意義はあまりないと言えます。
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