【中古】 スーパーカセットビジョン
【発売日】 1985年3月
【発売元】 エポック社
【ジャンル】 サッカーゲーム
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概要
1985年に発売されたスーパーカセットビジョン用のサッカーゲームです。
このゲームのキャッチフレーズである「格闘技宣言 熱き血のイレブン」は、その激しいプレイスタイルを象徴していますが、タイトルが示唆するような『赤き血のイレブン』という同名のアニメとは特に関連性はありません。
ゲームの特徴は、サッカーゲームとしてのリアリティと操作性の高さで知られています。
まず、フィールドは縦スクロール式で、プレイヤーは画面上下に位置するゴールを目指して攻防を繰り広げます。
この縦スクロールのフィールドは、当時の他のサッカーゲームと一線を画すもので、プレイヤーに全体的なフィールド感覚を与えることに成功しています。
操作は、キックやジャンプ、ヘディング、スライディングなど、サッカーの基本動作を自由自在に行える仕様となっており、実際のサッカーで見られる多彩なプレーを再現できるのが特徴です。
たとえば、ボールを保持していない状態でキックボタンを押すとスライディングを行い、通常の走行よりも速く移動することができます。
また、ジャンプ中にボールに触れるとヘディングが可能で、これにより高精度なパスやシュートが行えるため、戦略性の高いプレイが求められます。
ボールのキック操作には、パス、シュート、クリアといった区別がなく、ボタンを押す時間やボールとの距離に応じて異なる軌道を描きます。
これにより、プレイヤーは状況に応じた繊細な操作が求められます。
さらに、ボールのキック中にはレバー操作でカーブをかけることができ、これもまた実際のサッカーを模倣したリアルなプレイ体験を提供しています。
各チームには、キャプテン(エースストライカー)が設定されており、この選手は他の選手よりもキック力に優れています。
選手は頭上に白い点で表示され、キャプテンを中心にチームを戦略的に運営する必要があります。
試合は前後半45分ずつで、同点の場合は延長前後半15分ずつの追加時間があり、それでも決着がつかない場合はPK戦が行われます。
ゲーム内の時間は実際の約1/6で進行し、10秒ごとに1分が経過するシステムとなっており、テンポの良い試合展開が魅力です。
このゲームの最大の魅力は、プレイヤーの自由度の高さと、リアルなサッカーの戦術を再現できる点にあります。
操作性に優れ、ヘディングやスライディングなどのダイナミックなプレイが簡単に行える一方、戦略的にゲームを進めることもできるため、初心者から上級者まで楽しめる設計となっています。
また、各国の代表チームが10チーム用意されており、プレイヤーは自分の好きなチームで対戦を楽しむことができます。
オフサイドが無い点や、スライディングによるファウル判定なども、当時のゲームとしては革新的な要素です。
「シンプルな操作性ながら、驚くほどリアルなサッカー体験ができる」との評価が多く寄せられました。
特に、ヘディングやカーブシュートといった操作が簡単にできることに多くのプレイヤーが感心し、熱中しました。
また、各選手の動きが自動で行われる中で、ボール周辺の数人のフィールダーだけを操作できるシステムも、「戦略性が高く、よりリアルな試合展開が楽しめる」と評価されました。
「画期的な操作性」として取り上げられ、リアルタイムでの戦術性や、選手の特徴を生かしたプレイスタイルが紹介されました。
また、スライディングやヘディングを駆使した攻略法が人気で、特に、キック中にカーブをかけるテクニックや、キャプテンの強力なシュート力を生かしたプレイがゲームを有利に進めるコツとして推奨されていました。
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