【発売日】 1991年3月21日
【発売元】 ポニーキャニオン
【開発元】 サイトロン・アンド・アート、ブレーンバスターズ
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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●概要
1991年にポニーキャニオンから発売されたファミリーコンピュータ用のロールプレイングゲームです。
主観視点からの擬似3D空間探索型のゲームプレイが特徴で、『ウィザードリィ』シリーズと同様のスタイルを持っています。
しかし、『シャドウブレイン』の舞台は、高度なデジタルネットワークが社会の中枢を占める近未来の架空世界です。
ストーリーは、21世紀に突如発生した大規模な地殻変動により、電脳都市レムリアが外界から完全に孤立してしまったところから始まります。
主人公は、VDSと呼ばれる最先端のパソコンを使って、この孤立した都市に残された情報を収集しながら、個性的な16の区画都市を冒険していきます。
ゲームでは、レムリアの各区画都市がリアルな3Dグラフィックスで表現されており、当時としては革新的な映像体験が味わえました。
さらに、専用サウンドトラックCDが同梱されていて、ゲームの音声をこのCDの高品質な音楽に置き換えることができました。
こうした立体的な音響効果によって、まるでゲームの世界に入り込んだかのような臨場感あふれる体験が可能になっていました。
グラフィックスと音響に加えて、ゲームの世界観の設定作りにも非常にこだわりが感じられます。
主人公がVDSを使ってレムリアの情報を収集し、冒険を進めていくストーリー展開は、まさにインターネットが普及する前の、情報革命が訪れようとしている時代へのメッセージだったのかもしれません。
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