【発売日】 1991年12月21日
【発売元】 エンジェル
【開発元】 ナツメ
【ジャンル】 横スクロールアクションゲーム
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鳥人戦隊ジェットマン DVD COLLECTION VOL.1 [ 田中弘太郎 ]
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概要
1991年にエンジェルから発売されたファミリーコンピュータ用の横スクロールアクションゲームです。
1991年に放送された、スーパー戦隊シリーズ第15作目の『鳥人戦隊ジェットマン』のゲーム化です。
本作は、オープニングデモシーンの映像演出や、メインキャラクターたちが合体する様子を見事に再現しており、ゲーム性能の高さと共に当時の技術力の高さが伺えます。
プレイヤーは5人の戦隊メンバーを使い分けながら敵を次々と倒して進んでいきますが、時折巨大メカとの戦闘シーンも楽しむことができます。
ゲームを開始すると、A~Eの5つのステージが表示されます。
全てのステージをクリアすると、最終ステージに進むことができます。
各ステージの奥には強力な敵怪人が待ち構え、主力メカの「ジェットイカロス」に乗り込んで戦う壮大なボス戦になります。
本作はナツメが開発を手掛けており、ディスクメディアを最大限に活かした滑らかな操作性と、直感的でわかりやすい操作方法が特徴です。
アクションゲームながら、ストレスを感じさせない心地良いゲーム性能が評価されています。
さらに、本作の魅力の一つがBGMの良さです。
ファミコンの音源では表現しきれないほどの高品位な音質で、まさに当時の技術の限界に挑戦した傑作サウンドトラックになっています。
オープニングデモの主題歌もインストバージョンで再現されており、テレビ放映版のイメージを損なうことなく上手く表現されています。
一方で、本作にはいくつかの課題もありました。
まず操作可能なキャラクターに大きな個性の違いがなく、それぞれの掛け合いやユニークな演出も少ない為、原作の魅力であった個性的なキャラクター性が十分に活かされていないという指摘がありました。
また、ゲームとしてのボリューム不足も否めません。
全ステージ数が5つと少なく、それぞれのバリエーションも乏しい為、早くクリアしてしまい、アクションゲームとしての持続的な楽しみに欠けていました。
原作の魅力とナツメの技術力が発揮された良作ではありましたが、キャラクター性の活かし方やゲームボリュームの点で、さらなる磨き上げが望まれた作品だったと言えるでしょう。
『ジェットマン』という人気作品の遊びごたえとしては若干物足りない印象が残った作品と言えるでしょう。
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