【発売日】 1987年6月12日
【発売元】 データイースト
【開発元】 データイースト
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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●概要
1987年にデータイーストから発売されたファミリーコンピュータ用のロールプレイングゲームです。
このゲームは、ギリシャ神話に登場するヘラクレスの12の偉業を題材にしており、プレイヤーはビーナスをハデスから救出しなければなりません。
ゲーム内では、ヘラクレスの12の偉業に関連したモンスターが中ボスとして登場します。
プレイヤーはこれらの敵を倒し、経験値や金を獲得し、武器や防具を購入するシステムを進行していきます。
興味深い点として、ゲーム内では両手と片手の武器の違いや、武器や防具の耐久力、武器ごとで得意不得意が異なる敵の属性など、独自の特徴が見られます。
また、武器や防具には耐久力という概念が存在しており、これがゼロになる前に鍛冶屋のヘパイトスに修理してもらう必要があります。
しかし、一部のプレイヤーは、謎解きの非常に難しい部分や戦闘のバランス調整の悪さから、当時の低年齢層にとっては大きな挑戦となったと言われています。
実際、このゲームはそのシステム上の欠点が多く、同時代の『ドラクエ』と比較して「クソゲー」と評されることもあります。
一方で、他の作品にはない独自の作風や魅力があり、その点で非常に意欲的な作品と言えるでしょう。
また、後に名作と称される『III』や『IV』をシリーズとして送り出し、データイーストの代表作として確固たる地位を築いたことも注目すべき点です。
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