【発売日】 1990年9月21日
【発売元】 ポニーキャニオン
【ジャンル】 麻雀ゲーム
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●概要
1990年にポニーキャニオンから発売されたファミリーコンピュータ用の麻雀ゲームです。
本作の最大の特徴は、麻雀プロ入門編の田村光昭氏が完全監修を手がけた点にあります。
田村氏は1970年代後半から活躍する人気プロ雀士で、数多くのタイトル戦に優勝している実力者です。
本作では田村氏の貴重な麻雀の知識や経験が存分に活かされています。
ゲームモードは多彩で、まず「打ち方拝見」と呼ばれる特殊なモードがあります。
ここではプレイヤーの手牌と場風が表示され、次に自分が打つ手を選択します。
すると田村氏が適切だった打ち手かどうかをコメントしてくれるので、初心者でも効果的に上達できる仕組みとなっています。
さらに本格的な4人打ち対局モードもあり、田村氏を相手に実戦形式の対局が可能です。
田村氏の豊富な駆け引きに触れられるため腕前を確かめるにはうってつけのモードです。
他にも「問題に答える形式の簡単なモード」や「野球の王監督」「総理大臣」など、芸能人やスポーツ選手、著名人のキャラクターを相手に対局できる「他流試合」モードも用意されています。
ゲームはとてもボリュームがあり、複数の段階を設けて徐々にレベルアップできる構成になっています。
田村氏本人が30年以上の経験から蓄積した麻雀の手筋やテクニックを存分に学べる、本格的でありながらも分かりやすく作られた名作ゲームと呼べるでしょう。
当時ゲームソフトでは麻雀のルールやコツを本格的に学べる作品はそう多くなかっただけに、本作の価値は非常に高いものがありました。
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