任天堂 【Switch】星のカービィ ディスカバリー [HAC-P-ARZGA NSW ホシノカービィ ディスカバリー]
【発売日】 1993年3月23日
【発売元】 任天堂
【開発元】 ハル研究所
【ジャンル】 横スクロールアクションゲーム
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任天堂 【Switch】星のカービィ ディスカバリー [HAC-P-ARZGA NSW ホシノカービィ ディスカバリー]
星のカービィ Wii デラックス
概要
1993年に任天堂から発売されたファミリーコンピュータ用の横スクロールアクションゲームです。
ファミコン唯一の『星のカービィシリーズ』作品です。
この作品は、前作のゲームボーイ版『星のカービィ』の続編であり、シリーズ第2弾として多くの新要素が追加されています。
ゲームの仕様上、シリーズ初のバッテリーバックアップに対応しており、セーブが可能になったことで、より長時間楽しむことができるようになっています。
ファミコンの終焉期に発売された本作は、日本のファミコン市場において最後のミリオンセラータイトルとなり、その人気と評価は今でも語り継がれています。
物語の舞台は、プププランドという夢の世界で、プレイヤーは主人公カービィを操作してデデデ大王やその手下たちから秘宝「スターロッド」を取り戻すという目的を持ちます。
このスターロッドは、夢を操る力を持ち、デデデ大王によって奪われたことでプププランドから夢が失われてしまいます。
カービィは、全7レベル、計39ステージ+ボス戦をクリアしながら、スターロッドを手に入れるために冒険を進めていきます。
この広大なステージ数と多彩なボス戦は、当時のアクションゲームとしては十分なボリュームで、多くのプレイヤーを楽しませました。
ゲームの操作感覚も非常に革新的で、横スクロールが基本ですが、一部のステージでは縦にスクロールするエリアも登場します。
カービィはBボタンで敵を吸い込み、吸い込んだ敵を星にして吐き出すという基本アクションがプレイの軸となりますが、本作では新たに「スライディングキック」や「水中でのアクション」などが追加され、より多彩な操作が可能になりました。
特に注目すべき点は、吸い込んだ敵を二つ同時に吸い込むことで強力な「貫通弾」を放つことができるなど、単調になりがちなアクションにさらなる戦略性が加わった点です。
本作の最大の特徴は、『星のカービィシリーズ』において初めて導入された「コピー能力」のシステムです。
これは、特定の敵を吸い込み、そのまま飲み込むことで敵の能力をコピーし、カービィ自身がその能力を使って戦うことができるというものです。
コピーできる能力の種類は非常に多彩で、ファイア、ソード、アイス、スパークなど、攻撃手段が多岐にわたります。
これにより、各ステージでの攻略法も一様ではなく、プレイヤー自身の戦略によってさまざまな進め方が可能です。
好きな能力を維持しながら進むか、新しい能力を試してみるかといった駆け引きが、プレイの楽しみを深めています。
ゲームバランスも非常に優れており、敵の攻撃パターンや配置が巧妙で、挑戦しがいのある難易度が設定されています。
また、ステージ内に隠されたスイッチや、隠し部屋など、探索の楽しみも充実しており、プレイヤーを飽きさせることがありません。
特にメタナイトの初登場や、後のシリーズに登場するダークマター族に関連する設定など、シリーズのファンにとっては興味深い要素も多数含まれています。
デデデ大王だけではなく、ラスボスとして登場する「ナイトメア」は、後にカービィシリーズの象徴的な敵キャラクターとしても知られることとなり、この点でも本作はシリーズの原点と呼ばれています。
グラフィックもファミコンの限界を引き出した鮮やかな色彩と滑らかなアニメーションが特徴で、当時としては圧倒的な技術力を見せつけました。
各キャラクターの動きは非常に滑らかで、特にカービィの吸い込みや吐き出しといったアクションは、ファミコンの性能を最大限に活かしたものとなっています。
カラー表現も、前作のゲームボーイ版と比較して格段に向上しており、ポップでかわいらしいカービィの世界観が一層引き立っています。
コピー能力の導入や広大なステージ構成、バランスの良い難易度などが賞賛され、ゲーム専門誌でも高得点を獲得しました。
プレイヤーからも「爽快感のあるアクションが癖になる」「ステージごとのギミックが面白く、何度も遊びたくなる」など、肯定的な意見が多く寄せられています。
その豊富なアクションと攻略要素、そしてシリーズの原点ともいえる革新性を持った作品として、現在でも高く評価されています。
ファミコン末期の作品でありながら、そのクオリティは色褪せることなく、今でも多くのプレイヤーに愛され続けています。
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