【発売日】 1989年9月29日
【発売元】 ユース
【ジャンル】 アドベンチャーゲーム+シミュレーションゲーム
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概要
1989年にユースから発売されたファミリーコンピュータ用のアドベンチャーゲーム+シミュレーションゲームです。
このゲームは明治維新を舞台にした内容となっています。
主人公の坂本龍馬は、幼少期から弱虫な性格であったり、岡田以蔵とは幼馴染で親友同士だったりと、当時人気を博していた漫画「お~い!竜馬」の設定の影響を大きく受けたキャラクターです。
ゲームの流れは大きく分けて2部構成となっており、第一部のアドベンチャーパートでは龍馬の旅立ちから長州藩兵の挙兵までの経緯がテーマとなっています。
第二部のシミュレーションパートでは、土佐藩の武将として各地を転戦し、他の倒幕派諸藩と協力して江戸城攻略を目指します。
江戸城陥落をもって幕府軍は降伏となり、ゲームクリアとなります。
グラフィック的には、アドベンチャーパートの登場人物の表情や動きが非常にリアルで、当時のゲームとしては高い完成度でした。
勝海舟や西郷隆盛など実在の偉人が多数登場することも大きな魅力で、これら歴史上の人物と交流を重ねていくことで、各藩の状況や立場などを自然と理解することができました。
一方で、シミュレーションパートはゲームのバランス感覚がかなり不均衡で、プレイしづらい状況が頻発するなど、ゲームデザインとして大きな欠点がありました。
この2つのパートが上手く組み合わさっておらず、全体としての完成度が低いゲームになってしまったと言えます。
アイデアとしてはユニークで魅力的なゲームではありましたが、ゲームシステムのバランスを欠き、全体として満足のいく出来栄えとはならなかった作品であると評価されています。
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