【発売日】 1990年2月24日
【発売元】 バンダイ
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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悪魔くん [ 三田ゆう子 ]
悪魔くん VOL.2 [完] [ 金子光伸 ]
概要
1990年にバンダイから発売されたファミリーコンピュータ用のロールプレイングゲームです。
水木しげる氏の漫画作品「悪魔くん」を原作とする同名のテレビアニメを基にしたゲームで、一万年に一度現れると言われる人間界に楽園を築くことができる「悪魔くん」として認められた主人公・埋れ木真吾が、12人の使徒を仲間に加えながら、人間界に災いをもたらす悪魔たちと戦っていくというストーリーです。
ゲームシステムは当時人気のあったドラゴンクエストシリーズなどのコマンド選択式のRPGと同様ですが、自由に使徒を召喚してパーティを編成し戦わせることができる戦闘システムや、プレイヤー自身が新しい魔法を開発・習得していける実験システムなど、独自の機能を搭載した意欲作であると評価されています。
ゲーム開始時点から召喚可能な使徒は6人おり、序盤から自由度の高いパーティ編成を楽しむことができます。
それぞれの使徒には個性的な魔法や能力値の違いが設定されており、戦略次第では全員を活躍させることが可能です。
キャラクターのグラフィックは原作に忠実で、悪魔くんや主要な使徒、ファウスト博士などにはアニメ版の顔グラフィックが用意されています。
召喚シーンや特定の魔法使用時には「エロイムエッサイム…」という悪魔くんお馴染みの呪文詠唱アニメーションも再現されており、ファンを喜ばせる演出となっています。
ボスキャラクターのグラフィックは巨大で迫力があり、当時の家庭用ゲームとしては高い完成度で描写されていました。
バンダイから発売されたキャラクターゲームの中でも秀逸な1本で、戦闘や使徒の育成に重点が置かれプレイ感覚はある程度単調だが、全体的なバランスと完成度は高く、マイナーなRPGとしても十分楽しめる作品です。
原作アニメや漫画ファンはもちろん、当時のRPGファンにとっても懐かしい1本といえるでしょう。
キャラクター性が強く、独自のゲームシステムも特徴的なタイトルです。
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