【発売日】 1991年6月21日
【発売元】 テクモ
【開発元】 テクモ
【ジャンル】 アクションゲーム
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【中古】 ファミコン (FC) 忍者龍剣伝 (ソフト単品)
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概要
1991年にテクモから発売されたファミリーコンピュータ用のアクションゲームです。
本作は、高い評価を得た忍者龍剣伝シリーズの最終作であり、テクモシアター第5弾として位置付けられています。
前作と比較して、キャラクターの動きがより軽快で操作性が向上しており、ノックバック範囲が減少し、敵の無限湧きが解消されるなど、ゲームの難易度が適度に低下しています。
ストーリー的には、前々作『忍者龍剣伝』と前作『忍者龍剣伝II』の間に位置する設定となっています。
本作の大きな特徴として、従来の横スクロールに加え、縦スクロールのステージが新たに導入されました。
これにより、ゲームの構成に立体感が生まれ、より臨場感のあるアクションが楽しめるようになりました。
また、合成音声によるボイス演出も実装され、ゲームの没入感が高まっています。
さらに、通常攻撃のリーチが拡大された「龍神剣」が追加されるなど、アクション性が向上しています。
ぶら下がり動作も可能になり、プレイヤーの行動範囲が広がりました。
本作の代名詞とも言えるデモシーンは、前作を上回る圧巻の映像美を誇っています。
ステージも多重スクロールを採用し、様々なギミックが美しく描き込まれています。
敵の配置も巧みに組み立てられており、一斉に取り囲まれるような緊迫した戦闘が楽しめます。
BGMも過去作に劣らず高品質で、シリーズ特有の疾走感溢れる曲調が健在です。
作曲陣は一新されましたが、前作までに関わった新田竜一氏の代わりを十分に務めています。
一方で、難易度が大幅に低下したことから、過去作の地獄を生き延びてきた猛者からは不満の声も上がっています。
しかし、この難易度の低下は、ゲームをより遊びやすくするための配慮であり、シリーズ初心者やこれまで挫折していた人にも勧められる良作となっています。
洗練されたグラフィックス、臨場感あふれるアクション、高品質な音楽、そして適度な難易度が絶妙なバランスを保っており、ファミコンの可能性を最大限に発揮した傑作と評価できます。
忍者龍剣伝シリーズの集大成であり、アクションゲームの金字塔と言えるでしょう。
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