【発売日】 1986年11月8日
【発売元】 セガ・エンタープライゼス
【ジャンル】 アクションシューティングゲーム
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概要
1986年に発売されたセガ・マークIII用のアクションシューティングゲームです。
元々は「SG-1000」で展開されていた『忍者プリンセス』の拡張版として、セガマーク3用にリニューアルされました。
この作品は、もともとのアーケード版に非常に忠実なグラフィックスで再現され、家庭用ゲーム機向けに調整された要素も多く取り入れられています。
本作では、アーケード版との違いとして、主人公が男性忍者の「風丸」に変更され、舞台となる城も「大神城」に変わっています。
さらに、SG-1000版にはなかった強制スクロールのステージが追加されるなど、ゲームプレイにも新たな要素が導入されています。
ただし、全ステージが移植されているわけではなく、アーケード版のSTEP 2とSTEP 5はカットされました。
また、ステージ「草原」は依然として強制スクロールではありません。
新たに追加されたステージでは、オリジナルの「石垣」ステージが登場し、最上部には投石器が設置されています。
この要素は家庭用のオリジナルアレンジとして独自に追加されており、より戦略的なプレイを求められるポイントとなっています。
また、家庭用向けのアレンジ要素として巻物を5つ集めないとエンディングに辿り着けないという仕様となっている。
このゲームの難易度は全体的に高めであり、慎重な動きと正確な操作が求められます。
当時のゲーム雑誌やテレビでは、グラフィックのクオリティや操作性の高さが評価され、アーケードの興奮を家庭で楽しめる点が特に好評でした。
忍者の軽快な動きや、独特の和風世界観も、プレイヤーに強く印象を残したポイントです。
その独自の世界観とスリリングなゲームプレイがプレイヤーを魅了する作品となっています。
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