【発売日】 1991年3月29日
【発売元】 ジャレコ
【開発元】 ジャレコ
【ジャンル】 横スクロールアクションゲーム
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●概要
1991年にジャレコから発売されたファミリーコンピュータ用の横スクロールアクションゲームです。
本作はファミコン後期に発売された人気シリーズ「忍者じゃじゃ丸」のファミコン版の最終作品となっています。
舞台を地球から宇宙に移し、従来の作品とはがらりと異なる新たな世界観を展開しています。
ストーリーでは、主人公の忍者少年じゃじゃ丸と相棒のさくら姫が、宇宙の支配者であるドン・デストロイダに立ち向かい、彼の支配から宇宙の平和を取り戻すことが目的となっています。
全7ステージに分かれた冒険の旅路では、地球の風景とは対照的な宇宙空間が舞台となり、敵キャラクターやアイテムなどもこの新たな設定に合わせて一新されています。
操作性においても大きな変更があり、従来はさくら姫はじゃじゃ丸に助けられる立場でしたが、本作では彼女も忍術を習得し、じゃじゃ丸と肩を並べて戦うことができるようになりました。
二人それぞれに長所があり、じゃじゃ丸はダッシュ性能に優れ、さくら姫はジャンプ力が高いなど、使い分けが可能です。
忍者らしい多彩な忍術テクニックも健在で、シリーズ伝統の戦闘スタイルを継承しています。
サウンド面では、ジャレコを代表する高芝泰彦、鈴木康行両氏がBGM制作を手掛けています。
宇宙をテーマにした今作のBGMは、シリーズ伝統の和風・邦楽調さは割り切られ、テクノポップスなサウンドが中心となっています。
これまでの作品とはがらりと異なる新鮮な音楽性で、キャッチーでポップな旋律が際立っています。
アクションゲームとしての操作性や難易度設定には若干の難もありますが、ユーモア溢れるグラフィックやキャラクター、華やかで楽しい音楽など、魅力的な要素も多く詰まった作品と言えるでしょう。
シリーズの常識を覆す大胆な設定転換ながら、プレイヤーを惹きつける個性的な世界観が描かれた、不思議で新鮮な趣向を備えた作品であると評価できます。
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