【発売日】 1990年9月28日
【発売元】 カプコン
【開発元】 カプコン
【ジャンル】 横スクロールアクションゲーム
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●概要
1990年にカプコンから発売されたファミリーコンピュータ用の横スクロールアクションゲームです。
この作品は、人気シリーズ『ロックマン』の第3作目にあたり、前作よりもさらに大幅にパワーアップした内容となっています。
主人公のロックマンは、愛犬の相棒ラッシュとともに未知の惑星を冒険することになります。
この惑星では、ワイリーの命令に反して反乱を起こしたロボット軍団が跳梁しており、彼らを次々と倒していく必要があります。
選択できるステージは8つあり、さらに追加の4ステージ、ブレイクマンとの対決ステージ、そしてワイリーステージ(6ステージ)と、合計で19ものステージが用意されています。
シリーズ作品の中でも群を抜いて多くのステージ数とボス戦が用意されており、ゲームボリュームは桁違いに増大しています。
ストーリー面でも大きな進化が見られ、キャラクターの設定が詳細に記されるようになりました。
それまでシリーズを彩ってきたキャラクターに加え、後に重要な役割を担うブルースが初登場し、イベントやストーリー性の濃い演出が大幅に増えています。
これにより、単なるアクションゲームを超えた、物語性の高い作品となっています。
プレイヤーの手伝いをする犬型サポートロボット「ラッシュ」や新アクション「スライディング」など、本作で追加された新要素は後のシリーズにも大きな影響を与えました。
スライディングは低い姿勢で短距離を素早く滑るアクションで、移動時間の短縮や敵攻撃の回避に活用できる新機能です。
エネルギー缶(E缶)の所持数も9個までに増え、しかもゲームオーバーになっても失われなくなりました。
これにより、プレイヤーはE缶を集めやすくなり、ゲームオーバー後も継続してE缶を溜め込む戦略が可能となりました。
物量作戦でボスに挑むこともできるようになったのです。
一方で難易度の面でも大幅な上昇が見られます。
ボス部屋までの距離が格段に長くなり、さらに敵や即死トラップの配置がより挑発的になっています。
中にはかなり強力なボスも登場するため、前作と比べても決して物足りなさは感じられません。
新要素の追加やストーリー性の高まりと相まって、プレイヤーに多様な楽しみ方を提供してくれます。
音楽面でも大きな進化があり、カプコンの藤田靖明氏がサウンドコンポーザーデビューを果たしています。
ジャズ調のイントロから一転して激しいリズムに変わるオープニング曲をはじめ、BGMの出来栄えは高く評価されています。
サウンドトラックの完成度の高さも、本作の大きな魅力です。
システム面では未だ些細な粗が残されていますが、それでもゲームの手応えと高い完成度は、『ロックマンシリーズ』の名にふさわしいものとなっています。
単なるアクションゲームを超えた物語性の高さ、豊富なゲームボリューム、挑戦的な難易度、秀逸なサウンドトラックなど、様々な魅力が詰まった作品と言えるでしょう。
シリーズを代表する一作として、多くのファンから高い評価を受けています。
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