【発売日】 1987年7月13日
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【ジャンル】 アクションアドベンチャーゲーム
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●概要
1987年にコナミから発売されたファミリーコンピュータ用のアクションアドベンチャーゲームです。
この作品は、小島秀夫などの才能ある開発者たちが、MSX2専用ソフトとして生み出された『メタルギア』をファミリーコンピュータに移植したものです。
ただし、興味深いことに、小島監督を含むMSX2版のクリエイター陣はこの移植版には関与していませんでした。
この点が、本作の品質に大きな影響を与えたことは否定できません。
総じて、MSX2版の魅力が活かされず、数多くの問題が存在しています。
このゲームは、ファミリーコンピュータ版において、原作の魅力を引き立たせる要素が不足しているのが残念な点です。
実際、MSX2版からの移植は、典型的な劣化移植の一例であり、ゲーム内の独自のアレンジや改善点がほとんど見当たりません。
そのため、オリジナル版をプレイ済みのユーザーにとっては、再びプレイする価値が薄いと言えるでしょう。
当時のアクションゲームは、一般的に「装備や特殊能力を駆使して、敵を一掃しながら進む」というスタイルが主流でした。
しかし、『メタルギア』はこの慣例に挑戦し、新たな視点を提示しました。
このゲームでは、戦闘を極力避け、敵の視界をかわしながら進むことが重要なテーマとされています。
これにより、従来の「敵を倒す」アプローチから「敵を避けながら進む」画期的なゲームプレイが実現されました。
プレイヤーは、軍事要塞に潜入し、アイテムを収集しながら進みます。
また、仲間からの情報を無線通信を通じて受け取りながら進行します。
主人公は最初はほとんど装備を持たず、武器などの必要なアイテムも現地調達が必要です。
さらに、敵兵や監視カメラの視界に入ったり、騒音を立てたりすると、敵に発見され、周囲の敵兵に襲撃される危険があります。
そのため、敵に見つからないように潜入し、戦闘を回避しながら進むことが、ゲーム内での重要な要素となります。
『メタルギア』は、ゲーム業界において、新しいゲームプレイのアイデアを提供し、その独自性を確立した革新的な作品として称賛されています。
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