【発売日】 1990年7月31日
【発売元】 学研
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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概要
1990年に学研から発売されたファミリーコンピュータ用のロールプレイングゲームです。
本作の原作は、アメリカの開発会社ニュー・ワールド・コンピューティング社が手掛けたシリーズ1作目の『Secret of The Inner Sanctum』で、そのファミリーコンピュータ移植版にあたります。
当時のRPGとしては、物凄い贅沢なスケールとなっています。
ゲーム中のダンジョンだけでなく、広大なフィールドすらも全て3Dで表示されるという破格のグラフィック処理能力を有し、さらにプレイヤーの行動次第でシナリオの進行が変化する革新的な「小クエスト並立制」を導入していました。
一方で、原作そのままの極めて高難易度に設定されていたため、当時のライトユーザーが中心であったファミコンユーザーには過酷なゲーム体験を強いることになってしまいました。
元々が硬派なPC向けタイトルを、子供向け学習雑誌で宣伝しながら家庭用ゲーム機に移植するというナンセンスな販売方式は、プレイヤーに強烈な印象を残しました。
原作からの移植に際し、一部仕様変更はあったものの、根幹のゲームシステムやバランス設定はほぼ踏襲されていました。
そのため、ターゲットとなるはずの小中学生ユーザーでさえ、序盤で投げ出してしまうケースが多発したのです。
具体的には、ゲームを始めるとただ突然、何も持たされずに無一文で広大な世界に放り出されてしまいます。
そこからプレイヤーは、自力で道を切り開き、探索を重ねていかなければゲームの目的すら分からないのです。
さらに、レベル設計の過酷さが災いし、仮に道を開拓できたとしても序盤でつまずきやすい厳しいバランスとなっていました。
このゲームには、オートマッピングやオートメモ機能といった最低限の支援機能すらが無く、マップ作成やメモは全て手動で行わねばなりません。
中にはマップを書かずにはクリアできないダンジョンもあり、重要情報が世界中に散らばっているため、プレイヤーはそれらを一つ一つ手作業でメモし、解読しなければ進めません。
結果、続けられずに投げ出したユーザーは数知れず。
根気のない人であれば、最初の街から出られずにゲームを放り出してしまったことでしょう。
今となっては「クソゲー」の代表作の一つとして語られることも多い、ゲームバランスに反省の余地があるタイトルでした。
圧倒的な難易度により投げ出されたプレイヤーが多数に上ったと言われています。
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