【発売日】 1989年7月14日
【発売元】 ケムコ
【開発元】 ケムコ
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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●概要
1989年にケムコから発売されたファミリーコンピュータ用のロールプレイングゲームです。
このゲームは、1988年にアメリカと日本の合作で制作された祖国エジプトの歴史をテーマにした冒険アクション映画「ホワイト・ライオン」のゲーム化作品です。
当時のRPGとしては斬新な試みが盛り込まれており、最大6人パーティーを組むことができるマルチキャラクターシステム、召喚魔法による支援キャラクターの導入、戦闘回避が可能なシステムなど、「RPGにできるシステムをすべて詰め込もう」という野心的なコンセプトのもとに開発されました。
こうした新機軸が高く評価され、当時のゲーム雑誌である「ファミ通」や「ファミコン必勝本」などで大きな特集が組まれるなど、発売当時は大きな注目を集めた作品でした。
通常のRPGとは異なり、戦闘による経験値の獲得やレベルアップのシステムがない代わりに、ダンジョンを探索し隠された「きぼうのかけら」を集めることでパーティーのレベルが上昇していきます。
また、武器や防具の装備システムもない独特のRPGシステムです。
戦闘時には呪文を使用して精霊を召喚し、パーティーへの攻撃を防御・回避させることが重要なポイント。
RPGらしからぬシステムながらも、アイテム収集や精霊の育成など戦略性が求められるユニークなRPGとなっています。
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