【中古】 セガ・マスターシステム本体 ※本体のみ箱なし
【発売日】 1987年9月20日
【発売元】 セガ・エンタープライゼス
【ジャンル】 アクションロールプレイングゲーム
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●概要
1987年に発売されたセガ・マークIII用のアクションロールプレイングゲームです。
物語は、主人公ニノが「はるかかなたに存在する」とされる幻のパラダイスを求め、ナスカの地上絵が広がる神秘的な世界を冒険するというものです。
本作の大きな特徴として、ナスカの地上絵をモチーフにした奇妙で独特な敵キャラクターが数多く登場します。
これにより、単なる敵との戦闘に留まらず、歴史や神話のエッセンスが色濃く反映された世界観が展開されています。
最大の特徴のひとつは、「お金を投げて敵を味方にする」という一風変わったシステムです。
多くのゲームでお金はアイテムの購入や体力の回復などに使用されますが、本作では「敵を仲間に引き入れるための手段」として機能します。
プレイヤーは敵にお金を与えることで一時的に味方として共闘させることができ、通常の戦闘とは異なる戦略的な選択肢が広がるのです。
このシステムはプレイヤーに独特の戦略的思考を求め、適切なタイミングで敵を味方につけるか、それとも倒すかという判断が攻略の鍵となります。
ゲームの魅力のひとつとして挙げられるのは、その独自の世界観とキャラクターデザインです。
ナスカの地上絵という題材は珍しく、砂漠の風景や謎めいた遺跡が、異世界を彷彿とさせる不思議な雰囲気を演出します。
各ステージでは、トリックアートのように現れる敵キャラクターたちが現れ、彼らとどのように対峙するかはプレイヤーの腕にかかっています。
敵キャラクターも単調ではなく、ナスカの地上絵に基づいてデザインされたキャラクターが多数登場し、独創的なビジュアルでプレイヤーを惹きつけます。
また、難易度の高さも多くのゲーマーから愛されたポイントです。
戦略的な思考が要求されるだけでなく、敵を味方にするためのお金の管理や、複雑な迷路を進む際の判断力も試されます。
プレイヤーは失敗を繰り返しながらも少しずつ成長し、難関を突破していく達成感を味わうことができるのです。
この難易度と手応えのあるゲーム体験が、当時のアクションロールプレイングゲームの中でも際立った魅力となっていました。
発売当時、購入者たちは『ナスカ’88』に対し、その斬新なシステムやユニークな世界観について高く評価していました。
特に、「敵をお金で味方にする」という要素は他のゲームには見られない独特のシステムであり、多くのプレイヤーが新鮮な感覚を味わったといいます。
当時のゲーム雑誌やテレビ番組でも注目され、「斬新なシステムと高難易度が絶妙なバランスを持っている」と評価されました。
多くのメディアで、「挑戦しがいのあるアクションロールプレイングゲーム」として紹介され、特にマニア層に人気を博しました。
特に難易度の高さに関しては「一筋縄ではいかないゲーム」と評され、多くのプレイヤーにとってやりごたえのある作品とされています。
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