【発売日】 1992年6月26日
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【ジャンル】 アクションロールプレイングゲーム
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概要
1992年にコナミから発売されたファミリーコンピュータ用のアクションロールプレイングゲームです。
1987年にディスクシステム用ソフトとして発売したされた『エスパードリーム』の続編です。
前作の世界観を継承しています。
本の世界に入り込み、様々な事件を解決していく魅力的な設定が特徴的です。
物語は、主人公マモルが現実世界の図書館にある5つの本棚から、それぞれ異なる”本の世界”へと入り込み、その中で起こった事件を解決することから始まります。
各世界には住民やNPCの仲間、商店などの施設が用意されており、マモルはそれらの支援を得ながら冒険を進めていきます。
戦闘システムは前作と同様で、フィールド上の足跡シンボルに触れると、アクションシューティングスタイルの戦闘が始まります。
マモルは超能力を習得し、エスパーポイントを消費して発動させることで敵と戦います。
敵のバリエーションも豊富で、ステージの雰囲気に合わせた魚介類、磁石、ロボットなどが登場します。
グラフィックスは当時の技術が存分に活かされており、海底ではマップ全体が揺らいだように描画されたり、電車では車窓の向こうがスクロールしていたりと、細かな演出が施されています。
また、クリスタルの質感や背景の夕日に流れる雲など、綿密な作り込みが随所に見受けられます。
音源にはVRC6が採用され、重厚な音色が印象的です。
コナミらしい高品質な音楽が、メルヘンな世界観を一層引き立てています。
前作の課題を改善し、ゲームの親切設計が施されたことで全体的な難易度は下がりましたが、低年齢層を中心に楽しめる家族向けタイトルとなりました。
かわいらしいグラフィックと魅惑的な本の世界が融合した、まさに”読書の冒険”を体験できる作品です。
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