【発売日】 1990年2月6日
【発売元】 東映動画
【開発元】 マイクロニクス
【ジャンル】 アクションシューティングゲーム
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概要
1990年に東映動画から発売されたファミリーコンピュータ用のアクションシューティングゲームです。
1989年に公開された実写映画『もっともあぶない刑事』を原作としています。
映画では、横浜を舞台に暴力団と警察の対決を描いていましたが、ゲーム版も同様の設定が踏襲されています。
プレイヤーは主人公である刑事の「タカ」と「ユウジ」を操作し、横浜を牛耳っている悪の組織「銀星会」と対決していきます。
ゲームは全9ステージ構成で、各ステージをクリアすることが目的です。
ステージのクリア条件は、ゴール地点に到達するか、ボスキャラクターを倒すの2通りがあります。
グラフィック面では、キャラクターや背景ともにフラットなベタ塗りが多用されており、1990年当時としては見劣りが目立ちます。
16bit機であるスーパーファミコンがすでに発売されつつあった時期であることを考えると、描画能力の限界が否めません。
ゲームシステム的にも単調な印象で、ステージ内に用意されたギミックが乏しく、プレイヤーができる行動も「しゃがんで射撃→少し歩く」を繰り返す程度。
難易度こそ高くはないものの、この単調なゲーム展開がプレイヤーの飽きを招きやすい一因となっています。
グラフィック・ゲームシステムともに当時の水準に達していない作品であり、ややクソゲー寄りと評価されがちですが、映画ファンにはなじみのあるタイトルであることから一定の人気があったことがうかがえます。
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