【発売日】 1991年3月21日
【発売元】 アスキー
【ジャンル】 ボードゲーム
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●概要
1991年にアスキーから発売されたファミリーコンピュータ用のボードゲームです。
ゲームデザインを手がけたのは、国民的人気RPGシリーズ『ドラゴンクエスト』の生みの親として知られる堀井雄二氏です。
当時、世界中で大ブームとなっていたボードゲーム『モノポリー』のルールをベースに、プレイヤーにとって分かりやすく楽しめるよう一部ルールを簡略化しつつ、コンピューターゲームならではの深みある要素を加えてアレンジされています。
プレイヤーは、『モノポリー』と同様にゲームボード上を周回し、さまざまな物件や株式を購入していきます。
そして、設定された一定額の総資産を貯めることができれば、ゲームクリアとなります。
本作には全部で5種類のマップが用意されており、それぞれ異なるコンセプトに基づいて作られています。
マップによって戦略が変わるため、長く遊び続けても飽きが来ることはありません。
ゲームの相手をするNPCとして、荒井清和氏がデザインした7人の個性的で魅力的なキャラクターが登場します。
さらに、『オホーツクに消ゆ』で高い評価を獲得した上野利幸氏によるBGMが、8ビット音源ながらもポップでアーバンな雰囲気を醸し出し、長時間のプレイでも決して物足りなさを感じさせません。
操作面には多少の不親切さがあるものの、ゲームのルールやバランス調整はすでに完成されたものとなっていました。
世界的大ヒットボードゲームのルールを参考にしつつ、洗練されたグラフィックやサウンド、奥深いゲームシステムを備えた傑作ソフトと言えるでしょう。
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