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【発売日】 1992年3月20日
【発売元】 ハドソン
【開発元】 ハドソン
【ジャンル】 ボードゲーム

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概要

1992年にハドソンから発売されたファミリーコンピュータ用のボードゲームです。

人気シリーズ『桃太郎電鉄』の第2弾タイトルです。

この作品は、前作『桃太郎電鉄』の基本的なコンセプトは踏襲しつつ、ゲームのルールを大幅に変更し、対戦要素を強化したボードゲームとなっています。

プレイヤーは鉄道会社の経営者となり、日本全国を鉄道路線で結び、各都市に点在する様々な物件を購入・開発することで資産を増やし、最終的に総資産額で競い合うことが目的です。

前作と比べてルールが複雑化し、多種多様なイベントカードや特殊カードが用意されており、これらを駆使することでライバル会社の妨害や自社の有利な展開が可能となっています。

本作で導入された新ルールの多くが、後続の『桃太郎電鉄シリーズ』の基本ルールとして継承されており、シリーズの方向性を決定付けた重要な1作品と言えるでしょう。

また、最大4人の同時プレイに対応しているため、大人数でワイワイガヤガヤと盛り上がりながらプレイできるのも大きな魅力です。

プレイヤーは最初に1つの路線から始まり、サイコロを転がして進んだマス目の指示に従いながら、手持ちの運賃収入で都市に点在する物件を購入・開発していきます。

物件には様々な種類があり、住宅や商業施設、観光地などを建設することで収益が得られます。

収益が増えれば増えるほど、新しい路線の建設や物件の購入が可能となり、さらなる収益拡大につながるという好循環が生まれます。

一方で、ゲームは対戦形式なので、ライバル会社の妨害に遭うリスクもあります。

イベントカードの影響で突然の災害に見舞われ、保有物件が破壊されてしまったり、ライバルに妨害カードを使われて路線が分断されてしまったりする可能性があるのです。

そのため、常に適切なリスク管理が求められ、状況に応じてイベントカードや特殊カードを慎重に使わなければなりません。

ルールの大幅な変更と新要素の導入により、シリーズの対戦性とゲーム性を大きく高めた作品であり、同時に大人数でワイワイ楽しめる友人や家族と一緒に盛り上がれる魅力的なボードゲームでもあったと言えるでしょう。

ファミリーコンピューター世代にとっては、貴重な思い出の1つとなっている作品なのではないでしょうか。

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