味いちもんめ(20)【電子書籍】[ あべ善太 ]
【発売日】 1987年3月27日
【発売元】 アスキー
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要
1987年に発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用のシューティングゲームです。
シューティングゲームでありながら、音楽ゲームの要素を盛り込んだ独特な体験を提供しました。
当時としては斬新なコンセプトで、多くのプレイヤーに驚きと新鮮さを与え、シューティングジャンルの枠を超えた一種の音楽体験として記憶されています。
最大の特徴は、自機から発射されるショットが8方向に撃てるだけでなく、それぞれのショットに音階が割り当てられている点です。
プレイヤーがショットを放つたびに異なる音が鳴り響き、シューティングゲームでありながら音楽的なリズムやメロディを楽しむことができます。
このため、ゲームが進むにつれてシューティングと音楽が一体化し、他のシューティングゲームにはない音のリズムが体感できるユニークな世界観が広がります。
ステージ構成とゲームプレイ ゲームは全部で11ステージにわたって展開され、序盤は比較的簡単に進むことができるよう設計されていますが、ステージが進むごとに敵の配置や攻撃パターンが複雑化し、難易度が急激に上がります。
特に後半のステージでは、プレイヤーの正確な操作が求められる場面が増え、緊張感が高まります。
最終面では音符が隠されており、それを探し出すことが攻略の鍵となります。
これにより、単なるシューティングの腕前だけでなく、探索や判断力も求められる奥深い設計になっています。
ミュージッくん楽団とミュージックボール このゲームのもう一つのユニークなシステムとして、「ミュージッくん楽団」の出現が挙げられます。
一定のスコアに達すると画面上に登場する彼らを取ると、プレイヤーの「ミュージックボール」が1段階大きくなります。
このミュージックボールはダメージを受けるたびに縮小するため、ステージクリアの鍵を握る重要な要素となります。
ミュージックボールが成長するたびに自機の攻撃力や防御力が上がり、敵との戦いが有利になるため、スコアを上げてミュージッくん楽団を出現させることが攻略の大きなポイントとなります。
購入者の感想 当時の購入者からは、「音楽とシューティングが融合した斬新な体験が新鮮で、今までにないゲーム性に引き込まれた」という声が多く聞かれました。
また、「難易度が高くてやりごたえがある一方、リズムに合わせてプレイすることで楽しさが増す」という意見や、「ミュージックボールが成長するシステムが独特で、ゲームを進めるモチベーションになる」といった評価が寄せられています。
音楽的な要素が強いため、通常のシューティングに飽きていたプレイヤーにとっては特に刺激的だったようです。
雑誌やメディアの評価 リリース当時、ゲーム雑誌やメディアでは『オトッキー』は「シューティングゲームに新しい風を吹き込む作品」として注目されました。
シューティングでありながら音楽要素を取り入れるという点が革新的とされ、多くのメディアがこの点に言及していました。
また、難易度の高さと独特のリズム要素が評価され、当時のプレイヤーに深い印象を残したとされています。
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