うしおととら 蒼月潮 蒔絵シール
【発売日】 1993年7月9日
【発売元】 ユタカ
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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うしおととら全集 上 原画集【月と太陽】新装版 (書籍扱いコミックス単行本) [ 藤田 和日郎 ]
概要
1993年にユタカから発売されたファミリーコンピュータ用のロールプレイングゲームです。
藤田和日郎氏の名作コミック『うしおととら』を題材にしています。
このゲームでは、主人公・潮と、500年もの間封印されていた強力な大妖怪・とらがタッグを組み、数々の妖怪たちとの激しい戦いに挑んでいくというスリリングな展開が繰り広げられます。
ゲームの特徴として、まず挙げられるのは「獣の槍」の存在です。
この武器は、主人公・潮の戦闘スタイルを大きく左右し、戦闘シーンにおける迫力や戦略性を一層深める重要な要素です。
プレイヤーは、潮が獣の槍を駆使して次々と襲いかかる妖怪を倒す様子を、手に汗握るバトルアクションとして楽しむことができます。
バトルシステムも非常に特徴的です。
敵妖怪ごとに異なる戦術が求められ、攻撃や防御、そして特殊技を駆使しながら敵を倒していくことが求められます。
特に、潮ととらが協力して繰り出す「合体攻撃」や、とらの圧倒的な力を発揮する必殺技は、アニメーションが豊富で、当時のファミリーコンピュータの技術を最大限に活かした演出が魅力です。
キャラクターが技を発動する際に見せる緻密なドット絵アニメーションは、まるで漫画の一コマがそのままゲームに落とし込まれたかのような臨場感を提供してくれます。
また、このゲームは原作のストーリーを忠実に再現するだけでなく、ゲームオリジナルのイベントやキャラクターも豊富に登場します。
原作ファンにはおなじみのキャラクターたちが、ゲームの中でさらに深いバックストーリーを持って登場し、彼らとの出会いやバトルが物語の中核を成しています。
特に、潮が次々と妖怪たちに立ち向かう姿は、原作ファンにとっても非常に胸を熱くさせるシーンの連続です。
ゲームのアピールポイントとしては、やはりその「戦略性」と「演出」が挙げられます。
単に敵を倒すだけではなく、どの技を使うか、どのタイミングで技を発動するかが鍵となり、プレイヤーは深い思考と素早い判断を要求されます。
これにより、プレイヤーは毎回異なる戦略を試しながら、最適な戦術を見つけ出す楽しさを味わうことができるでしょう。
また、敵妖怪との戦いの合間に挿入されるシネマティックなイベントシーンも、このゲームの大きな魅力です。
「原作ファンはもちろん、アクションRPGとしても楽しめる作品」として高く評価されていました。
特に、緻密なドット絵や迫力ある戦闘アニメーションが称賛され、当時のテレビ番組でもその完成度の高さが話題となりました。
また、原作ファンにとっては、潮ととらの掛け合いや、物語に登場する個性豊かな妖怪たちがゲーム内でどのように再現されているかが非常に魅力的であるとされています。
原作の持つ深い世界観と、アクションRPGとしての戦略的なゲームプレイが見事に融合した作品で、当時のプレイヤーからも高い評価を得ています。
プレイヤーは、潮ととらの壮大な冒険に没入し、数々の妖怪との激戦を繰り広げることで、ゲームならではの臨場感を存分に楽しむことができました。
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