TVアニメ「どろろ」Blu-ray Box 下巻【Blu-ray】 [ 鈴木拡樹 ]
アニソンの概要
【曲名】 : どろろの歌
【アニメのタイトル】 : どろろ
【アニメの放送期間】 : 1969年4月6日~19699月28日
【話数】 : 全26話
【使用】 : オープニング曲・エンディング曲
【歌】 : 藤田淑子
【作詞】 : 鈴木良武
【作曲】 : 冨田勲
【初めの歌詞】 : ホゲホゲ タラタラ ホゲタラポン ホゲホゲ タラタラ ホゲタラピン ポケポケ ざむらい ヘーラヘラ トロトロ ざむらい ヘーラヘラ ヘロヘロ ざむらい
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[animesong-1969] ●
アニソンの説明
この楽曲は、当時の子供向けアニメの常識を覆すような斬新さと、深い意味合いを持つ歌詞により、視聴者の心を強く捉えました。
独特の言葉遊びと深い洞察力は『どろろの歌』にも遺憾なく発揮されています。
曲調は、民謡調のメロディーにエレクトロニカの要素を融合させた斬新なアレンジがされています。
歌手は、当時人気絶頂だった藤田淑子氏。
藤田氏の澄んだ高音と力強い声質は、この楽曲の世界観を見事に表現しています。
特に、サビ部分の「赤い夕日に 照り映えて」の箇所では、夕陽に照らされた百鬼丸の勇姿を、藤田氏の透き通るような歌声が見事に描き出しています。
曲の冒頭、「ホゲホゲ タラタラ ホゲタラポン」という一見無意味な言葉遊びは、実は深い意味を持ちます。
これは、主人公・百鬼丸が幼少期に奪われた48の身体部位を象徴しており、「ホゲタラ」は「欠けたら(欠けていたら)」、つまり「体が欠けていても」という意味を持ちます。
さらに「ポン」や「ピン」は、その苦難を乗り越えて「立ち上がる」「立ち直る」を表現しています。
続く「ポケポケ ざむらい」は、百鬼丸の無欲無心な侍としての姿を表します。
最後の「おまえら みんな ホゲタラだ」は、視聴者への問いかけでもあります。
誰もが何かしら「欠けている」部分を持っている。
しかし、それを乗り越えて「立ち上がる」ことが大切だというメッセージが込められています。
アニメのオープニング映像では、百鬼丸とどろろの冒険の様々なシーンが流れます。
「子供の頃は意味がわからなかったけど、大人になって聴くとこんなに深い意味があったなんて!」「この歌を聴くと、自分の中の闘志が燃え上がる」「歌詞の言葉遊びが天才的」などの感想が見られます。
人間の苦難と成長、そして希望を歌い上げた名曲です。
その普遍的なメッセージと、音楽、歌詞、アニメーションが一体となっています。
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