【発売日】 1990年7月20日
【発売元】 テクモ
【開発元】 テクモ
【ジャンル】 サッカーゲーム、シミュレーションゲーム
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概要
1990年にテクモから発売されたファミリーコンピュータ用のサッカーゲーム、シミュレーションゲームです。
週刊少年ジャンプで連載していたサッカー漫画「キャプテン翼」をゲーム化し、斬新なシステムで高い評価を得た『キャプテン翼』の続編。
前作に比べて、ゲームシステムやビジュアル演出が大幅に強化されています。
ストーリーは、原作の3年後を舞台としたオリジナルの展開となっています。
大空翼がブラジルのサンパウロFCに加入し、リオカップ大会に出場する「リオカップ編」、翼不在の南葛高校が全国大会に挑む「全国高校サッカー選手権編」、翼がブラジル代表でジャパンカップに出場する「ジャパンカップ編」の3部構成となっています。
後半は若林源三らの面々と共に、アジア予選から世界一を目指す「ワールドユース編」と、大ボリュームのストーリーが用意されています。
ゲームシステムは前作から大幅に進化しています。
フォーメーションやディフェンスタイプの変更が可能になり、ステータスも細分化されて攻撃時と防御時で分けられました。
GKには特殊なステータスが設定されています。
新たに「ワン・ツーリターン」といったドリブル動作が追加されました。
必殺技のバリエーションも大幅に増え、シュート以外にも「必殺ドリブル」「必殺パス」「必殺ディフェンス」が登場しました。
センタリングを受けた際の空中戦も再現され、派手な演出が楽しめます。
ビジュアル面では、テクモシアターの演出がパワーアップし、キャラクターが会話するドラマチックなシーンが多数挿入されています。
大きなキャラクターがダイナミックに動くのは健在で、前作より滑らかなアニメーションになっています。
さらに、有名選手同士がぶつかった際には、カットインとセリフが挿入されるなど、対決シーンが盛り上がります。
演出と物語の面で高い評価を受けた本作は、シリーズ最高傑作と呼ばれることも多く、一部のシステム上の不備は逆に独特の魅力ともなっています。
原作者の許可を得て制作された本格的な続編で、サッカーゲームファンのみならず、原作ファンからも高く支持された作品です。
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