【発売日】 1990年5月25日
【発売元】 ビクター音楽産業
【開発元】 アドバンスコミュニケーション
【ジャンル】 アクションロールプレイングゲーム
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概要
1990年にビクター音楽産業から発売されたファミリーコンピュータ用のアクションロールプレイングゲームです。
1988年に日本ファルコムからC-8801用で発売されたパソコンゲームの移植です。
前作『イース』の後編にあたり、前作と密接に関連しています。
主人公は赤毛の剣士アドル・クリスティンで、『イース』のエンディングで天空の世界イースに飛ばされた後の冒険が描かれます。
本作では、前作から大幅な進化を遂げています。
まず、グラフィックスが格段に向上し、キャラクターやフィールドが繊細に描かれています。
フィールドにも廃墟、炭鉱、雪原、溶岩地帯、神殿などさまざまな舞台が緻密に再現されており、前作に比べて立体的な表現が可能になっています。
システム面でも大きな進化があり、魔法が使えるようになったことで新たなゲーム性が加わりました。
ファイアーという攻撃魔法はボス戦で必須となり、戦略性が高まりました。
今作でも半キャラずらしは健在。
更に、主要キャラクターには一枚絵が用意されており、アイテムや装備にも高品質なアイコンが使用されるなど、ビジュアル面でも手が込んでいます。
また、前作に比べてオープニングが大幾分充実しており、約3分にも及ぶ内容となっています。
キャラクターの表情やアニメーションも細かく作り込まれており、リリアの瞬きや口パク、振り返りなどのアニメーションが当時話題になりました。
このオープニングは当時高い評価を受けました。
以上のように、『イースII』はグラフィックス、システム、ビジュアルなど、あらゆる面で前作から大きく進化を遂げた作品です。
ファミコンゲームの中でも高い人気を博した、シリーズの代表作と言えるでしょう。
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