【発売日】 1989年7月31日
【発売元】 ナムコ
【開発元】 ナウプロダクション
【ジャンル】 横スクロールアクションゲーム
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概要
1989年にナムコから発売されたファミリーコンピュータ用の横スクロールアクションゲームです。
ナムコが1988年に稼働を開始した暴力的かつ過激な表現が特徴のアーケードゲームをファミコンで再現しようとしたものです。
しかし残念ながら、当時のファミコンのハード性能の限界や、過激な残酷描写への規制が厳しかったことから、オリジナルのアーケード版の完全移植は不可能でした。
そこで本作では、キャラクターをデフォルメしてSD化し、アクションを簡略化するとともに、残酷な表現をできる限り排除することで、低年齢層にも遊びやすいよう配慮されました。
その結果、タイトルこそ同じですが、ゲーム内容としてはほぼ別物のゲームに生まれ変わったと言えます。
オリジナルのアーケード版が、殺人鬼そっくりの主人公と過激なストーリー展開で知られていたのに対し、本作は有名ホラー映画やオカルト映画の怪物や演出をコミカルにパロディ化した、明るくユーモラスな雰囲気のゲームに仕上がっています。
ゲームシステム的には、オリジナルとは異なり、主人公の攻撃手段が斧と道中に落ちているアイテムのショットガンのみと大きく簡略化されています。
また、ライフ制が採用されており、ライフゲージが全て無くなるとゲームオーバーになるという、当時のアクションゲームではおなじみのシステムを採用しています。
一方でレベルアップの要素が追加されており、敵を倒して経験値を貯めることで、ライフゲージの上限が増えていくというRPGらしい仕様も盛り込まれています。
コミカルながらも何となくおどろおどろしい雰囲気を漂わせる背景やキャラクター、効果音なども魅力のひとつです。
ホラー映画やオカルト映画へのオマージュも多数盛り込まれており、ホラー映画ファンであれば嬉しい発見があることでしょう。
BGMも優れており、コミカルでありながらもどこか不気味さを感じさせる曲が多用され、ゲームの雰囲気とマッチしています。
ただし残念ながら、低年齢向けへの配慮やハードの制限から、アーケード版ほどの過激な表現はできませんでした。
キャラクターのデフォルメが強く、オリジナルからかけ離れた印象も否めません。
アーケード版のファンには物足りなさを感じる部分もあるでしょう。
しかしその一方で、アクションゲームとしての根幹はしっかり作りこまれており、気軽に楽しめるゲーム性を実現しています。
コミカルでユーモラスな作風が光る、当時としては斬新な趣向のアクションゲームと言えるでしょう。
過激な表現こそ抑え気味ですが、低年齢向けとしては遊びやすく仕上がっており、多くのゲーマーに支持された名作といえます。
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