【発売日】 1989年2月23日
【発売元】 ユース
【開発元】 ユース
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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概要
1989年にユースから発売されたファミリーコンピュータ用のロールプレイングゲームです。
ゲームデザイナー城戸英夫氏が手掛けた3DダンジョンRPGです。
豪華絢爛な時代劇風のグラフィックとBGM、そして「百鬼大王」を名乗る鬼の親玉を倒すという斬新なストーリー性で当時のゲーマーから絶大な支持を得ました。
ゲームの舞台となるのは、数多の妖怪が徘徊する忍者の里。
朝から夕方までは平穏な日常が送られていますが、夜になると妖怪が跋扈しはじめ、村人たちは次々と姿を消していきます。
プレイヤーは昼夜の時間の流れとともに変化するゲームの雰囲気を楽しみながら、仲間を集めて百鬼大王への決戦に向かっていきます。
仲間にできるのは、盗賊、商人、武士、浪人、僧侶、山伏の6職で、それぞれ個性的なグラフィックと能力を持っています。
4人パーティを編成して百鬼大王への攻略を目指しましょう。
敵との遭遇はシンボルエンカウント方式で、昼と夜で出現する敵の種類が異なるなど、細かい演出が施されています。
残念ながら、ゲームバランスの調整を含め、細部の仕上がりに難があるのは否めません。
経験値やレアアイテムの入手率が低く設定されており、レベル上げに長時間を要する上に戦闘もストレスが多いという意見が少なくありませんでした。
しかしユニークな世界観とpossへのこだわりは高く評価されており、「百鬼夜行」を支えたゲーマーの数は決して少なくありませんでした。
妖怪を題材にしたRPGは当時としては斬新であり、多くのゲーマーの心を掴んだことは間違いありません。
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