【発売日】 1987年6月26日
【発売元】 ジャレコ
【開発元】 トーセ
【ジャンル】 野球ゲーム
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FC ファミコンソフト ジャレコ 新・燃えろ!!プロ野球アクションゲーム ファミリーコンピュータカセット 動作確認済み 本体のみ【中古..
【中古】【箱説明書なし】[SFC]SUPER燃えろ!!プロ野球(19941223)
概要
1987年にジャレコから発売されたファミリーコンピュータ用の野球ゲームです。
ジャレコの放つスポーツゲーム『燃えろ!!シリーズ』の第一弾として、野球ファンに向けてリアルな野球体験を提供することを目指しました。
野球観戦の魅力を忠実に再現するため、臨場感あふれる演出が盛り込まれていますが、残念ながらゲームプレイの面では改善が必要であり、それがクソゲーとして評価されてしまいました。
収録されているチームは、当時のセ・パ12球団とOB選抜の計13球団と多岐にわたります。
プレイヤーはピッチャーの斜め後ろからバッターボックスを見るテレビ中継のような視点で、ピッチングやバッティングを体験できます。
ゲーム中では「ストライク」「セーフ」「アウト」といった音声が響き渡り、タイトル画面から始まる「プレイボール!」の声で臨場感が高まります。
さらに、当時としては高度なグラフィックや演出力を有しており、ホームランの瞬間では打者がベースを一周する姿がバックスクリーンで映し出されるなど、目を引く映像を提供していました。
ただ、ゲーム性の部分においては課題がありました。
打撃判定が非常に曖昧で、バントとして意図した打球でも偶然当たればホームランになってしまう選手が存在しました。
これが「バントホームラン」として有名になってしまったのです。
また、実際の野球に即したリアルなデザインの選手グラフィックや合成音声による演出にもかかわらず、ゲームプレイの完成度が低かったため、本作は本来の良い素材を活かしきれなかったと言わざるを得ません。
当時の技術や知識を背景に、これほど野球のリアルさにこだわった作品は画期的なものでした。
しかし、インターネットの発達により、悪評が広まることが早くなり、それが定評となってしまった側面もあります。
実際には一部粗が見受けられるものの、ゲームとしての楽しさや遊びごたえに欠けるわけではありませんでした。
つまり、『燃えろ!!プロ野球』は野球ファンにとっては当時の先駆的な作品であり、リアル志向の野球ゲームとして意欲的な試みを詰め込んだ作品と言えます。
しかし、ゲームプレイの面においては改善の余地があったため、クソゲーとして認知される結果となりました。
それでも、初期の野球ゲームとしての先駆性や、当時の技術による高度な演出は評価すべき点です。
もしくは、現在の技術を活かして改めて制作すると、より野球の魅力を引き出すことができるかもしれません。
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