【発売日】 1987年10月23日
【発売元】 アスキー
【開発元】 アスキー
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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概要
1987年にアスキーから発売されたファミリーコンピュータ用のロールプレイングゲームです。
このゲームは、1986年に工画堂スタジオから発売されたPC-8801向けのパソコンゲームをファミリーコンピュータに移植したものです。
物語は、古代の英雄イアソンがかつてバァンドゥラの門を「覇邪の封印」で封じたという伝説を基にしており、そのイアソンの血を引く仲間たちが再び立ち上がるというエピックな冒険が展開されます。
この作品は、特異なゲームシステムを多数導入しており、その難易度の高さで知られています。
2Dマップ表示システムを採用していますが、プレイヤーの視界は常に隣接する3×3マスに限られます。
また、仲間が増えても戦闘はいつも1対1で行われ、連携や仲間の防御などは存在しないため、戦闘が一層厳しさを増しています。
経験値は、戦闘で実際に攻撃を行ったキャラクターにのみ与えられ、他の仲間には分配されません。
武器や防具には「耐久度」が設定されており、これらを使用するたびに消耗し、最終的には使えなくなります。
さらに、プレイヤーキャラクターの「知名度」が存在し、悪の敵を倒すとプラス、善の敵を倒すとマイナスになります。
知名度が低下すると、町での情報収集や魔術品の入手、買い物が制限されます。
この独自の要素が、一部のプレイヤーからは「クソゲー」と批判される要因となり、ゲーム内のシステム理解が成功への大きな鍵となります。
さらに、キャラクターの育成や資金稼ぎの手間が非常に大きいため、これに耐えられるかどうかが、プレイヤーの楽しみ方に大きな違いをもたらします。
一部の情報によれば、このゲームは冒険の厳しさと戦略性に魅力を感じるプレイヤーにとって、非常に魅力的な体験となるでしょう。
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