【中古】[SG]キャラクターフィギュア&マップ付属 覇邪の封印(ゲームカートリッジ)(19871018)
【発売日】 1987年10月18日
【発売元】 セガ・エンタープライゼス
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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概要
1987年に発売されたセガ・マークIII用のロールプレイングゲームです。
1986年に工画堂スタジオから発売されて人気だったパソコンゲームの移植です。
この移植版は、セガ・マークIIIで人気を誇った『ファンタシースター』と並ぶ高評価を得ており、当時のRPGファンの間で強く支持されました。
特徴的な布製マップと金属製フィギュアが同梱されたパッケージは、今でも懐かしく思い出されます。
また、パッケージにはラスボスである「テラリン」と呼ばれる女性型の魔物が描かれており、ゲームのシンボルとも言える存在として印象に残っています。
ギリシャ神話や中国伝奇小説に登場する地名や獣の名前を用いることで、重厚かつ神秘的なファンタジー世界観を構築しています。
移植にあたり操作性が改善されただけでなく、戦闘画面が対面視点に変更され、プレイヤーと敵が向き合う迫力ある戦闘体験が楽しめるようになりました。
また、PC版では任意のエンカウントシステムが採用されていたのに対し、本作では強制エンカウント制を導入し、戦闘の緊張感が増しています。
BGMや効果音も追加され、音響面でもメリハリがつきました。
特にFM音源ユニットに対応しているため、当時の他のゲームにはない臨場感のあるサウンドが楽しめました。
背景も細やかに変化するため、プレイヤーがゲーム内を移動するたびに新たな景色が広がり、冒険の没入感を深めます。
また、シナリオの展開や敵の種類もPC版やファミコン版とは異なり、セガ・マークIII版ならではのアレンジが施されているため、他バージョンをプレイした人にも新鮮な体験を提供しています。
当時のプレイヤーからは、その自由度の高さが評価される一方で、「難易度が高すぎる」との声も多く聞かれました。
特に、布製の地図が同梱されている点はユニークで、地図を見ながらゲーム内の世界を探索する楽しみがありました。
しかし、地図を使うことが前提であるため、それを知らずに始めたプレイヤーからは「不親切だ」との不満が寄せられることもありました。
また、当時の雑誌では「攻略の手応えがある」として高評価を得ており、特に戦略性を求めるプレイヤーには受け入れられていました。
斬新なアイテムである布製マップや金属製フィギュアが話題に上り、その豪華さから注目を浴びました。
本作の魅力は、なんといっても広大なフィールドを探索しながら敵と戦い、装備やスキルを駆使してラスボス・テラリンに挑むというRPGの王道を堪能できる点にあります。
当時のRPGとしては珍しく、高度な戦略性と高い自由度を兼ね備えており、ゲームレビュー誌でもしばしば取り上げられました。
「セガのゲームらしい挑戦的な試み」と評価され、また、近年のレトロゲーム愛好家の間でも、その独特な魅力からカルト的な人気を博しています。
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