【中古】FCD 聖剣サイコカリバー 魔獣の森伝説*ファミコンディスクソフト(ソフトのみ)【メール便可】
【発売日】 1987年5月19日
【発売元】 イマジニア
【ジャンル】 アクションロールプレイングゲーム
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概要
1987年に発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用のアクションロールプレイングゲームです。
本作は、WAVE JACKシリーズの第3作目であり、シリーズの最終作となっています。
前作では荻野目洋子(『銀河伝承』)や富田靖子(『消えたプリンセス』)といった著名なアイドルが起用されていましたが、本作では二人組アイドルグループ「ポピンズ」がタイアップアーティストとして参加しています。
物語の主人公は、ミズガルズ村に住む少年トールです。
彼は、幼少期に旅立ったまま戻らない父と、亡くなった母の遺志を継ぎ、母方の実家であるフレイ家に伝わる聖剣を手に、魔獣との戦いに身を投じます。
冒険の中で、妖精のピピとポポを救出し、彼らの協力を得ながら、魔王フルングニルの討伐を目指します。
ゲームは全9つのエリアで構成されており、各エリアを順に攻略していきます。
特に第9エリア「迷いの森」は、複雑な構造を持つ立体パズルのようなステージで、プレイヤーの探究心と忍耐力が試されます。
各エリアで妖精を助けたり、アイテムを収集することで、トールの戦闘能力が向上し、冒険を有利に進めることができます。
本作の特徴的な要素として、ゲームソフトに付属するカセットテープが挙げられます。
このカセットテープには、ポピンズが歌うイメージソング「春の街はアドベンチャー」や、ゲーム攻略のヒントとなる音楽が収録されています。
ゲーム内のBGMとカセットテープの音楽を照らし合わせることで、隠された要素や「最大の邪悪」とされる大魔王への道筋を見つけ出すことができます。
このように、ゲームと音楽を連動させたメディアミックスの試みは、当時としては斬新なものでした。
ゲームの操作性や難易度に関しては、プレイヤーから賛否両論の意見が寄せられています。
一部のプレイヤーは、操作性の難しさやゲーム進行の不親切さを指摘していますが、他方で、独特の世界観やメディアミックスの試みを評価する声もあります。
特に、カセットテープを活用した攻略要素は、当時のゲームとしては珍しく、プレイヤーに新鮮な体験を提供しました。
ゲームと音楽を融合させたメディアミックスの試みや、独特の世界観を持つ作品として、当時のゲーム業界に新たな風を吹き込みました。
操作性や難易度に関しては課題もありましたが、その斬新な試みや独自の魅力は、現在でも一部のゲームファンから評価されています。
さらに、ゲームのパッケージには、雨宮慶太氏が手掛けたイラストが使用されており、ビジュアル面でも独特の世界観を表現しています。
また、ゲーム内のBGMや効果音も、当時の技術を駆使して作られており、プレイヤーの没入感を高める要素となっています。
現在では、レトロゲームとしてコレクターズアイテムとなっており、オークションサイトや中古ゲームショップで取引されています。
特に、カセットテープやイラストブックなどの付属品が揃った完品は希少価値が高く、ゲームファンやコレクターから注目を集めています。
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