【発売日】 1989年12月8日
【発売元】 IGS
【ジャンル】 その他
↓の動画をクリックで動画を楽しめます♪
YouTube responded with an error: The request cannot be completed because you have exceeded your <a href="/youtube/v3/getting-started#quota">quota</a>.
ファミコン ぽっくんモグラー (ソフトのみ) FC 【中古】
【中古】 ぽっくんモグラー
概要
1989年にIGSから発売されたファミリーコンピュータ用のゲームです。
このゲームは、ファミコン本体に接続する専用のマットコントローラー「Tap-Tap Mat」を使用して、画面上に現れるモグラの穴を叩くというシンプルで身体感覚的なゲームプレイが特徴的です。
Tap-Tap Matは縦3行横4列の計12個のボタンで構成されており、各ステージ開始前に8個のボタンの位置が指定されます。
その8個のボタンの場所が画面上のモグラの穴として設定され、そこから次々とモグラが現れます。
プレイヤーは付属のトンカチで指定されたボタンを見ながらタイミングよく叩き、画面上のモグラを打ちます。
ゲームルールとしては、モグラを打ち損ねるとミスとなり、空を打っても減点はありません。
決められた時間内に一定のヒット率(80%以上)を達成できればステージクリアとなり、ボーナスステージに進めます。
ヒット率に達しない場合はステージのやり直しとなり、それまでのスコアもリセットされます。
このようにゲーム内容自体は単純明快なモグラ叩きそのものですが、ファミコンとマットコントローラーを組み合わせ、叩くべき位置がランダムに変化するという当時としては斬新な試みがなされていました。
しかしながら、ゲーム設計の側面からいくつかの欠点も指摘できます。
まず、叩くボタンの数が8個と定まっておりパターン数が限られていること、ステージ数もわずか6種類と少ないことがあります。
このため長時間遊んでも飽きのこないバリエーションを提供できていないと思われます。
また、モグラたたきというジャンルからすると、ハイスコアを競う方式よりもステージクリア方式を採用したことがゲームの長期的なやり込み要素を削ぐ結果となっていると考えられます。
さらに、叩くスピードとタイミングへの要求の高さから、付属のトンカチ1本だけでは手応えが足りず、もう1本ほしいという意見が多いようです。
難易度が高すぎてフラストレーションがたまる場合もあるでしょう。
以上を踏まえると、『スーパーもぐらたたき!! ぽっくんモグラー』は、画期的なファミコンとマットコントローラーの連動というコンセプトこそ持っているものの、ゲームデザインとバランス調整の観点からポテンシャルを十分に引き出しきれていない感が否めません。
工夫の施しようにはまだ改善の余地がある作品だと評価できるでしょう。
長時間遊べるボリュームがあり、上達に応じて楽しめるよう調整していれば、より多くのファミコンファンに支持された名作になりえた可能性があると思われます。
●