【中古】FCD ゴルフJAPANコース*ファミコンディスクソフト(箱付)【メール便可】
【発売日】 1987年2月21日
【発売元】 任天堂
【ジャンル】 ゴルフゲーム
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概要
1987年に発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用のゴルフゲームです。
元となったのは1984年発売の『ゴルフ』であり、このタイトルはそのアレンジ版といえるもので、さまざまな改良と新機能が追加されています。
ディスクファクス対応の青ディスクカードソフトとして初めて登場し、電話回線を介したスコア送信が可能でした。
この機能を利用した全国大会が開催され、多くのプレイヤーがハイスコアを競い合いました。
全国上位500名にはゴールデンディスクカードが贈られるという特典もあり、当時のプレイヤーには熱い挑戦の場となっていました。
本作は、現在も続く『マリオゴルフ』シリーズの先駆けとして、キャラクターがマリオに差し替えられた初のゴルフゲームです。
マリオがプレイヤーキャラクターを務めるスポーツゲームの中で最初の作品であり、マリオの愛嬌ある姿とゴルフの組み合わせが非常にユニークで、ファンにとっても新鮮な体験でした。
グラフィック面では、画面の右半分にコースの俯瞰図、左半分にスイング地点からの3D視点が採用されています。
この視点の切り替えは、プレイヤーによりリアルな臨場感をもたらし、ゲーム性を向上させています。
また、スイングのスピード調整が可能で、速いスイングを選ぶと飛距離が伸びる一方で、コントロールの難易度が上がるという戦略要素が加わりました。
ラフの深さによる飛距離減衰の違いもグラフィックで草の長さによって表現されており、バンカー内では飛距離がさらに減少するなど、コースの状態がリアルに反映されています。
これにより、プレイヤーはショットの方向や力加減を細かく調整する必要があり、ゴルフゲームとしての奥深さが増しています。
プレイヤーのテクニックが非常に重要です。
スイング速度とボールの高さをコントロールすることが求められ、バックスピンを使いこなすことで、グリーンへのアプローチを正確に行うことが可能です。
また、フックやスライスのショットも可能で、コースの地形や風の影響を考慮しながら戦略的にプレイすることが推奨されます。
ラフの深さによってもショットの難易度が変わるため、正確なショットが必要となるシーンが多く、特に上級者向けの仕様となっています。
発売当初、『ゴルフJAPANコース』は、ゲーム雑誌やテレビ番組で高く評価され、特にリアルなゴルフゲーム体験を提供した点が注目されました。
また、ディスクファクスイベントは先進的な試みであり、全国トーナメントというスコア競争の場が設けられたことも話題を呼びました。
通信機能を活用して他のプレイヤーと競い合うスタイルは、インターネットの普及が進む前の時代において、非常に画期的なアイデアでした。
当時の購入者からは「リアルなゴルフ体験が家庭で楽しめる」「マリオがプレイヤーキャラクターなのが新鮮で楽しい」「スイングのスピード調整やバックスピンの使い方など、戦略が重要で飽きない」といった好意的な意見が多く聞かれました。
一方で、上級者向けの仕様であるため初心者には難しく感じる部分もあったようです。
スコア競争やテクニカルなショットの要素、当時の通信機能を駆使した画期的なトーナメントシステムを備えた、家庭用ゴルフゲームの歴史に残る作品といえるでしょう。
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