【未使用】【中古】 きね子
【発売日】 1987年3月1日
【発売元】 アイレム
【ジャンル】 パズルゲーム
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概要
1987年に発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用のパズルゲームです。
本作は前作の特徴を引き継ぎつつも、新たな要素を多く取り入れた続編であり、ディスクライター専用で書き換え対応のソフトとして発売されました。
そのため、カセット販売が行われず、プレイヤーは特定の店頭のディスクライターを使用して入手する形となり、当時の購入者には新しいゲーム取得手段として話題を呼びました。
本作の大きな特徴は、アニメーションするピースを組み合わせて絵を完成させるという、従来のジグソーパズルの枠を超えた斬新なプレイスタイルです。
従来の静止したピースを組み合わせるパズルゲームと異なり、『きね子II』ではピースがそれぞれアニメーションして動いており、視覚的な難易度が大幅に向上しています。
このアニメーションによる動きはゲームに動的な要素を加え、パズルを解くというシンプルな行為に没入感を与える工夫がされています。
ゲームの目的は、16個から最大48個のピースを組み合わせ、指定された絵柄を完成させることです。
ピースが動くため、視覚的な混乱が生じ、静的なパズルよりも解きごたえがある内容となっています。
プレイヤーはパズルの形や動きを見極めながら組み合わせることが求められ、記憶力や観察力、そして瞬時の判断力が試されるため、じっくりと考えながら進めることが必要です。
さらに、今作ではすべての絵柄が一新され、多彩なテーマが盛り込まれたイラストが用意されています。
そのため、プレイヤーは異なる絵柄ごとに異なるパズルの雰囲気を楽しめるようになっており、飽きずに長時間遊べる設計がされています。
絵柄は可愛らしいものからユーモラスなものまで揃っており、幅広い年齢層にとっても魅力的なものとなっています。
購入者の感想としては、「ピースが動くことで難易度が上がり、簡単には解けないところが面白い」「一つひとつの絵柄が細かく作り込まれており、完成させた時の達成感が大きい」といった声が多く聞かれます。
また、「前作よりも絵柄が増えたことで、何度もプレイしたくなる」と評価され、リプレイ性の高さもポイントのひとつです。
攻略のコツとしては、ピースの動きを見極めてから配置を決めることが重要です。
動きの中で決まった周期や特徴が見えるピースは早めに位置を把握し、そこを基点にして他のピースを組み合わせていくと、全体像が見えやすくなります。
また、完成形を頭に描きながら組み立てることで、正しいピースの位置が自然とわかるようになります。
当時の雑誌やテレビ番組での評価も高く、特にアニメーションするパズルピースというユニークなアイディアが注目されました。
テレビのゲーム番組では、「従来のパズルゲームの常識を覆す動きのあるピースが斬新」と取り上げられ、雑誌レビューでも「視覚的にも楽しめるため、ファミリー層にも人気」として、幅広い層の支持を得ていました。
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