【発売日】 1991年2月22日
【発売元】 ビクター音楽産業
【開発元】 アドバンスコミュニケーション
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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●概要
1991年にビクター音楽産業から発売されたファミリーコンピュータ用のロールプレイングゲームです。
このゲームは、シルクロード地域を舞台に、主人公が追放された国を取り戻すため、商売による富の蓄積と武力の獲得を目指すユニークな作品となっています。
物語は、国を追われた主人公が、アジア地域に散らばった7つの鏡の破片を集めることから始まります。
鏡の破片を集めるためには、隊商となり、商売で得た富を元手に武器や防具を購入し、装備を整えることが不可欠です。
主人公は、商売による富の蓄積と戦闘による経験値の獲得を繰り返し、最終的には7つの鏡を手に入れることが目標となります。
ゲームシステムは斬新で、従来のRPGとは異なる点が多数あります。
プレイヤーは「レベル」という概念がなく、代わりに「ライセンスポイント(LP)」を獲得します。
LPを使って商売許可書を購入することで、新たな商売が可能になります。
また、キャラクターの戦闘力は「武器」「鎧」「盾」の3つの装備品のランクによって決まります。
適切な装備品を揃えることが、戦闘に勝利する上で重要なポイントとなっています。
キャラクターデザインは、人気イラストレーター榎本一夫が手掛け、音楽は小林亜星が担当しています。
豪華なスタッフが参加したにもかかわらず、開発力や技術力の不足が指摘され、ゲーム性の面で物足りなさを感じさせる結果となりました。
発想は優れていたものの、実現力に欠けていたため、「クソゲー」と評されてしまいました。
しかし、シルクロード地域を舞台にした珍しい設定や、商売とRPGを組み合わせたユニークなシステムは、高く評価されるべき点でもあります。
発想の面で高く評価できる作品でしたが、技術的な面での課題が多く、十分に魅力を引き出せなかったゲームであると言えます。
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