【発売日】 1991年11月22日
【発売元】 ジャレコ
【開発元】 トーセ
【ジャンル】 野球ゲーム
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概要
1991年にジャレコから発売されたファミリーコンピュータ用の野球ゲームです。
『燃えろ!!プロ野球』のシリーズ第5弾であり、ファミコンでの最終作。
最大の特徴は、日本プロ野球機構の公認を受けたことで、選手やチーム名が実名で使用できるようになったことです。
これにより、現実の選手やチームを操作できる没入感の高い体験が可能となりました。
試合前のカットシーンでは、当時の実在する野球場の外観がリアルに再現されており、まるでテレビ中継を見ているかのような臨場感があります。
観客の描写もブラッシュアップされ、雰囲気作りに一役買っています。
プレー中のゲームシステムは前作から大きな変更はありませんが、「テクニカルポイント制度」が新たに導入されました。
これは選手の調子をゲーム内で可視化するシステムで、見事なプレーをするほど選手の調子が上がり、ミスが続くと下がっていきます。
この制度により、単なる野球ゲームではなく、選手の状態を管理しながら戦略的に試合運びをしていく要素が加わりました。
その他、グラフィックスの向上やゲームバランスの調整、CPU側の戦術AIの強化など、前作の良い部分は継承しつつ、さまざまな改良が施されています。
ファミコンシリーズ最終作にふさわしい、まさに「最強」の1作と呼べる出来栄えとなっています。
ファミコン世代にとって、このシリーズは野球ゲームの金字塔であり、特に本作は選手実名化や没入感の高さなどから高い評価を受けています。当時を知る人々にとっては、懐かしの思い出とともに最高の野球体験を味わえる1本だと言えるでしょう。
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