【発売日】 1988年10月30日
【発売元】 光栄
【開発元】 光栄
【ジャンル】 シミュレーションゲーム
↓の動画をクリックで動画を楽しめます♪
YouTube responded with an error: The request cannot be completed because you have exceeded your <a href="/youtube/v3/getting-started#quota">quota</a>.
●概要
1988年に光栄から発売されたファミリーコンピュータ用のシミュレーションゲームです。
光栄が1985年にPC-8801mkII用に発売した歴史シミュレーションゲームの移植版です。
発売当時としては異例の高額なソフトでしたが、良質な内容が評価されて多くのユーザーに支持されました。
キャラクターの顔グラフィックが全面的に描き直され、バッテリーバックアップによるセーブ機能が追加されるなど、ファミコンならではの工夫が凝らされています。
本作は中国の歴史小説『三国志演義』を題材に、後漢の時代から三国時代にかけて活躍した英雄たちを操作し、中国大陸の覇権を目指すシミュレーションゲームです。
5つのシナリオと255人の個性豊かな武将が登場し、領地運営と戦争を繰り返しながら力を蓄え、覇業の完成を目指します。
ゲームは大きく「政策フェイズ」と「戦争フェイズ」に分かれています。
政策フェイズでは国ごとに1ターンに1コマンドずつ行動が可能です。
隣接する他国を「侵攻」することで戦争フェイズに突入し、ヘックスマップ上で最大10部隊・部隊数2万人規模の大規模合戦が展開します。
戦争は勝敗がつくまで何ヶ月にも及び、規模感や臨場感が存分に味わえました。
個性豊かな255人もの武将は、能力値の違いはもちろん、成長性や特技などそれぞれ個性が明確に定義されており、自分好みの武将に親しみを感じることができます。
シンプルで手軽ながら奥深いゲームシステムが魅力で、繰り返し遊んでも飽きのこない完成度の高さが支持を集めた要因といえます。
三国志ファンにとっては初めての本格的なシミュレーションゲームという点でも画期的な作品であり、その人気から三国志ブームを巻き起こしたといっても過言ではありません。
吉川英治氏の小説や横山光輝氏の漫画に引き続き、多くの人が三国志の魅力に出会うきっかけを提供した記念碑的なソフトといえるでしょう。
●