【発売日】 1990年8月10日
【発売元】 サンソフト
【開発元】 東海エンジニアリング
【ジャンル】 アクションシューティングゲーム
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概要
1990年にサンソフトから発売されたファミリーコンピュータ用の横スクロールアクションシューティングゲームです。
本作は当初、映画『ターミネーター』のゲーム化を企図して企画されていました。
実際、1988年後半にサン電子の関連会社である東海エンジニアリングがライセンスを取得し、開発に着手しました。
しかし、完成間近のタイミングで原作映画のストーリーから大きく逸脱しているという理由でライセンスが取り消されてしまいます。
そのため、キャラクターデザインや設定を一から変更せざるを得なくなったのです。
このような経緯があるため、プレイしていると映画『ターミネーター』のさまざまな名残を見出すことができます。
敵キャラクターの一部にT-800に酷似したデザインのものが登場したり、BGMの一部が原作映画と似通ったメロディーになっているなどです。
さらに、本作の製作当初は「ターミネーター」としてプロモーション用のビデオが制作されており、後に発掘され話題となりました。
本作のBGMは、ファミコンゲームの中でも高い評価を受けています。
DPCMという波形メモリを活用することで、ファミコン音源とは思えない重厚で迫力ある音をゲーム中に実現しているのが大きな特徴です。
全5ステージから構成されており、プレイヤーはスクロール画面を一方向に進みながら、次々と現れる敵を撃破していく必要があります。
プレイヤーが各ステージの中ボスを撃破するごとに、新たな武器が使用可能になっていきます。
ただし、こうした強力な武器を発射するには、武器エネルギーの消費が伴います。
初期装備の標準ハンドガンに加え、計6種類の武器をゲーム中で入手でき、使い分けることができます。
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