【発売日】 1989年6月30日
【発売元】 セタ
【ジャンル】 アドベンチャーゲーム
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概要
1989年にセタから発売されたファミリーコンピュータ用のアドベンチャーゲームです。
重厚な人間ドラマを描いたアドベンチャーゲームです。
このゲームは1986年にパソコンゲームとして発売されたオリジナル版をファミコンに移植したものです。
架空の小さな田舎町リバティタウンを舞台に、地元の刑事J.B.ハロルドが様々な難事件を解決していくストーリーです。
ゲームの大きな特徴は、リアルな手書きタッチのキャラクターイラストと、事件の背後にある人間関係や動機の重厚なドラマに重点を置いたシナリオです。
プレイヤーは警察署を拠点に街を捜査し、事件関係者30人以上に9種類の個人情報を聞き出していきます。
行ける場所は多数あり、ゲームが進むにつれて更に増えていきます。
ゲームシステムとしては、自ら情報を整理分析しながら手がかりをつないでいく推理アドベンチャースタイルです。
地道な聞き込みと頭脳明晰な推理力が求められ、「捜査と推理」をプレイヤーに全面的に委ねたゲームデザインが特徴です。
このように自分で謎を解いていく過程を楽しめるユーザーにとっては魅力的な一方、単純に物語を楽しみたいプレイヤーにはやや地味な印象を受けることもあるかもしれません。
しかし人間ドラマ重視のシナリオ構成とリアルなキャラクター設定は、アドベンチャーゲーム史上でも特に高い評価を受けている点で知られています。
重厚な人間ドラマとリアルな世界観、そして自ら考える楽しみを提供する名作アドベンチャーといえるでしょう。
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