【発売日】 1991年12月21日
【発売元】 アスキー
【開発元】 アスキー
【ジャンル】 シミュレーションゲーム
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【中古】Switch ダービースタリオン
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概要
1991年にアスキーから発売されたファミリーコンピュータ用のシミュレーションゲームです。
このゲームは、後に「ダビスタ」の愛称で知られるシリーズの原点となる作品です。
主に関東地方の競馬場が収録されていたことから、後に発売された『ダービースタリオン 全国版』と区別して「関東版」とも呼ばれていました。
1990年代半ばに一大ブームを巻き起こし、競馬シミュレーションゲームの草分け的存在となったこの作品は、現在パリティビット代表取締役で実際に馬主を務める薗部博之氏が開発を手掛けました。
プレイヤーは、競走馬の生産者、馬主、そして調教師の役割を一身に担うことになります。
競走馬の生産、調教、レース出走を繰り返しながら、日本中央競馬会(JRA)が主催する全てのGI競走タイトルの獲得を目指すのがゲームの目的です。
ゲームの進行は、平日と休日を1セットとする1週間単位で行われます。
プレイヤーの主な活動拠点は、牧場、厩舎、競馬場の3箇所です。
平日は牧場で競走馬の生産や、厩舎で調教および出走登録を行います。
そして休日になると、競馬場でレースを観戦することができます。
競走馬の生産や育成にはかなりの費用がかかるため、適切な経営も欠かせません。
生産、育成、競走と、競馬を構成する要素を網羅的に体験できるシミュレーションだったため、多くのユーザーを夢中にさせる中毒性がありました。
特に生産の要素については、現実の競走馬を超えた夢の血統による組み合わせも可能でした。
「競馬」という一般的に馴染みの薄いジャンルでありながら、わかりやすい操作性と展開で、未成年のユーザーにもその魅力を伝えることができました。
一方で、競馬ファンにとっては庶民には到底かなわない馬主体験ができるというゲームならではの魅力もありました。
確かに、ゲーム内の競馬システムは現実をある程度簡略化しており、完全な再現とは程遠い部分も見受けられます。
しかし、操作性の良さとスムーズな展開により、ゲームとしてまとまりのある出来映えでした。
手軽に競走馬の育成を楽しめたことも、受け入れられた理由の一つでしょう。
初作にしてシステムがわかりやすくシンプルに作られていながら、王道の形が既に整っていたことは、開発者の手腕の高さを物語っています。
競馬ファンの間ではこのゲームの評価は高く、「競馬ゲームの最高傑作」「ゲームの歴史に残る名作」などと賞賛されています。
生涯でたった一度でも競馬を見に行ったことがあれば、このゲームの魅力にすぐにハマってしまうほど、競馬の面白さが凝縮されていたと言えるでしょう。
本作の大ヒットを受け、後にシリーズ化が進み、最新作まで10作品以上がリリースされる人気シリーズに発展しました。
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