【発売日】 1989年4月25日
【発売元】 テクノスジャパン
【開発元】 テクノスジャパン
【ジャンル】 アクションロールプレイングゲーム
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●概要
1989年にテクノスジャパンから発売されたファミリーコンピュータ用のアクションロールプレイングゲームです。
このゲームは、テクノスジャパンの「くにおくんシリーズ」と呼ばれるゲームシリーズの第3作目で、シリーズ内では「ダウンタウンシリーズ」として分類される一群のゲームの最初の作品です。
「くにおくんシリーズ」の第1作『熱血硬派くにおくん』のコンセプトを引き継ぎながら、本作では敵を倒してお金を稼ぎ、お店でアイテムを購入したりステータスを上げていくといったロールプレイングゲームの要素が加わっています。
デフォルメされたキャラクター、ギャグめいた台詞回し、予測できない遊び方の自由度の高さなどから、コミカルで親しみやすい雰囲気が生まれ、幅広い年齢層のユーザーに受け入れられる大ヒット作となりました。
ストーリーは『熱血硬派くにおくん』の数ヶ月後を舞台に、主人公「くにお」とライバルの「りき」が手を組んで、事件の黒幕である「冷峰学園」に立ち向かうというものです。
ステージクリア式ではなく、複数のマップが繋がっており、特定のマップに出現する小さな敵を全滅させることで現れるボスか、最初から待ち構えているボスを倒すことがゲームの流れです。
ボスを倒してもステージクリアにはならず、ストーリーが進行するだけなのでゲームは続行します。
操作はシンプルで、AボタンやBボタンを押すだけで目の前の敵を攻撃できます。
敵から攻撃された時にはタイミングよくボタンを押せば防御することもできます。
単純にボタンを連打するだけで攻防のアクションが実現でき、見た目も白熱したケンカアクションになります。
敵キャラクターにはみな固有の名前が付いており、所属する学校ごとに性格設定もされています。
戦闘中の行動パターンや武器の使用頻度、プレイヤーとの間合いのとり方などにも個性が表れています。
全体的にハードルが低く、アクションの初心者でも楽しめるカジュアルな作りです。
2人同時プレイの選択肢もあり、BGMやグラフィック、アクションの3要素が揃うことでさらに楽しめるアクションRPGとなっています。
ダウンタウンらしいコミカルさも幅広いユーザーに訴求でき、硬派だった前作とは一線を画す新しいファン層の獲得にも成功しました。
本作はシリーズの土台となる作品で、後のシリーズで盛り上がる対戦ゲームの基礎を築いたとして高く評価できます。
ただし、単体で見ればある程度ネタゲー的な側面もあると言えます。
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