【発売日】 1988年7月15日
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【ジャンル】 アドベンチャーゲーム
↓の動画をクリックで動画を楽しめます♪
YouTube responded with an error: The request cannot be completed because you have exceeded your <a href="/youtube/v3/getting-started#quota">quota</a>.
●概要
1988年にコナミから発売されたファミリーコンピュータ用のアドベンチャーゲームです。
このゲームは、双葉社の漫画雑誌「漫画アクション」で連載されていたはるき悦巳さんの人気漫画『じゃりン子チエ』を原作としています。
当時のファミコンソフトとしては大容量の3メガビットROMを採用するなど、グラフィック面でのこだわりが感じられます。
限られたファミコンのハード性能にも関わらず、背景やキャラクターは原作を忠実に再現しており、大阪の下町の雰囲気が色濃く出ています。
画面構成も原作の漫画を意識し、メッセージがすべて縦書き表示されるなど、まるで漫画のページをめくっているような臨場感があります。
ゲームは3つの章から構成され、章ごとに主人公が変わるため、物語が大きく展開していくのが特徴です。
主人公のちえちゃんや小鉄といった定番のキャラクターはもちろんのこと、原作に登場する個性的なサブキャラクターも多数描写されていて、会話も原作を尊重した内容になっています。
ゲーム中のBGMも、のんびりとした大阪の町の雰囲気を感じさせる落ち着いたメロディで、飽きのこない名曲となっています。
オープニングや各章の導入部にはアニメーションデモも用意されており、キャラクターたちが活き活きと動く姿が楽しめます。
漫画の世界に入り込んだような気分で遊ぶことができ、キャラクターとの会話を楽しみながら、ゆっくりとじゃりン子チエの世界観を味わうこともできる、自由度の高いゲーム内容となっています。
難易度は比較的低めなので、アドベンチャーゲームが初めての方でもストレスなくプレイできると思います。
当時を代表する人気漫画のゲーム化作品として、コアなファンはもちろん、じゃりン子チエの世界に初めて触れる方にもおすすめしたい秀作アドベンチャーゲームです。
今でもファミコン版のグラフィックや雰囲気は魅力的で、大阪の下町と漫画の世界に思いを馳せることができるノスタルジックな一作だと思います。
●